黒鳥3D研究所

3DCGでケモノを作る上で使えそうな技術をまとめていくブログ。主にソフトやプラグインの使い方をまとめます。その他雑記なども

NVIDIA FleX入りUnreal Engine 4 をビルドする

NVIDIA FleX入りUnreal Engine 4 

f:id:kurotori4423:20170721014538p:plain NVIDIA FleXUnreal Engine 4 で使用するには NVIDIA FleX が組み込まれた改造ビルドのUnreal Engine 4を使います。そのためには、Unreal Engine 4 を自分でビルドする必要があります。 本記事は Windows 10 での導入を解説します。

免責事項

NVIDIA FleX 入りの Unreal Engine 4を導入するのは自己責任でお願いします。発生した何らかのトラブルや損失・損害等につきましては一切責任を問わないものとします。

必要なもの

NVIDIA FleX 入りの Unreal Engine 4 のソースコードをとってくる

下記のサイトにアクセスします。404 Error になった場合は、UE4GitHub アカウントの関連付けが完了していません。
https://github.com/NvPhysX/UnrealEngine.git

ここには NVIDIA による UE4 の拡張版のリポジトリが登録されています。ダウンロードするには、右上の「Clone or download」をクリックし、「Open in Desktop」をクリックします。GitHub Desktopが導入済みであれば、外部プログラム呼び出しで、「GitHub Desktop」が起動します。

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リポジトリの保存場所を選び、クローン(ダウンロード)を開始します。ダウンロードサイズは5GB近いので待ちましょう。HDDの残り容量にも注意です。

クローンが完了したら、「Current branch」が「NVIDIA-README」になっていると思うので、「origin/FleX-4.16.0」を選択します。今回は最新版の4.16.0を入れますが、「origin/FleX-X.XX.X」はお好きなバージョンを選択しても大丈夫です。ブランチの切り替えもこれまた時間がかかるので待ちましょう。

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ブランチの切り替えが完了したら、クローン先のディレクトリにいろいろファイルができます。このようになっていたら大丈夫です。(「.git」は隠しフォルダなので見えてなくても大丈夫です。)

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UE4のビルド

まず「Setup.bat」を実行します。
そしたらコマンドプロンプト(黒い画面)が出てきていろいろダウンロードが開始されます(約4.5GB)。待ちましょう。途中一度だけユーザーに許可を求めるウィンドウが出てくるところがあるので忘れずOKします。

次に「GenerateProjectFiles.bat」を実行します。
コマンドプロンプトが出てきて、いくつかのファイルを生成します。これはすぐに終わります。

フォルダ内に新しく「UE4.sln」ができます。ダブルクリックして Visual Studio 2015 で開いてください。読み込みが完了するまで待ちましょう。画面下の青い帯でプログレスバーが出ています。準備完了 とでたらOKです。

次にソリューション構成を「Development Editor」に、ソリューションプラットフォームを「Win64」に、スタートアッププロジェクトを「UE4」にします。(一応デフォルト設定でそうなってます)

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そしたら、ソリューションエクスプローラから「UE4」を右クリックして「ビルド」を選択します。ビルドが開始されます。ビルドには環境にもよりますがそれなりに時間がかかります(自分の環境では40分ほど)。待ちましょう。

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ビルドが完了したら、「F5」を押せばデバッグモードで起動できます。
また、exeは「/Engine/Binaries/Win64」内にあるので、そこから「UE4Editor.exe」を起動できます。
自分はこのショートカットを作って、いつもはそこから起動しています。

UnrealLightmassをビルドする

Lightingをビルドする際「Swarmに接続できません」と出る場合があります。その場合は、UnrealLightmassをビルドすることで解決します。
ソリューションエクスプローラから「UnrealLightmass」を右クリックし「ビルド」を選択します。

お疲れさまでした。

参考サイト

UnrealEngine4にNVIDIA FleXを導入する方法メモ(error C4599/C4605 回避法+)
http://ch.nicovideo.jp/ishtar/blomaga/ar1169938

Visual Studio 2015 Community を 2017年に入手する

Visual Studio 2015 Community がダウンロードできない

https://www.microsoft.com/ja-jp/dev/products/visual-studio-2015.aspx
Visual Studio 2015のページに飛んで「ダウンロード」ボタンを押すとVisual Studio 2017 のダウンロードページに飛ぶ。

左端はVisual Studio 2017

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バージョンも何も書いてないのでインストーラを起動したところで2017しかないことに気づく。

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Visual Studio 2015 Community の入手法

VS2017ダウンロードページの一番下の以前のバージョンをクリック

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するとMSDSサブスクリプション会員なら以前のバージョンをダウンロードできるらしい。 既にサブスクリプション会員ならサインインする。会員でない場合は新規登録する(無料)

f:id:kurotori4423:20170721003355p:plain サインインできたら、Downloadsタブの検索窓から「Visual Studio 2015」で検索すると見つかる。

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あとは言語と「Japanese」に設定し、インストール方式は「DVD」から「EXE」に変えてダウンロード。あとは所定の手順でVisual Studio 2015 Community をインストールします。

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